鍼灸退職そして思うこと

 

 退職してから、いや、退職するずっと前から考えていたこと。

 色々あり過ぎて一々、思い出せないけれど。

 専門学校に通っていた頃、金銭での報酬ではなく、例えば自家製の野菜とか惣菜とか、その日の食事に困らなければ、そう言う対価もありじゃないかと考えていた。もちろん、周囲からは「それでは経営が成り立たない」と忠告されたが。

 その頃はそれ以上、掘り下げることもせず、相手の正論に納得したし、最近まで忘れてさえいた。

 でも、退職してこれからどう言う鍼灸東洋医学を目指すのかを考えていたら、まるで何年も会っていなかった友人が、急に目の前を通り過ぎたかのように、その思いが過ぎった。

 

 今までに鍼灸師として勤務していた時期は、非常に短いし、技術面で何かを習得したなんて言えるレベルではない。謙遜ではなく、本当に。

 ただ、将来設計を考えて始めた投資にハマり、この世界に「複利」「利子」と言うものがあることを学び、余裕があるときに数千円、注ぎ込んできた。株式であれば興味のある事業、分野に取り組んでいる企業を応援する気持ちで、また投資信託は仕組みが完全に分からないものの、株式よりもマクロな投資と捉えてきた。

 

 冒頭の、再会した「旧友」に投資を繋げたら何かできないだろうか。そう思った。

 もし仮に、鍼灸や治療での利益以外に、利益を回転させられる仕組みがあり、そこから生まれる利子等で運営できるとすれば、逼迫している社会保障費の抑制にも貢献できやしないか。

 もちろん、そう上手くいくはずもないけれど、やる前からやらずに足止め食っていたら、時間だけが過ぎて行ってしまう。

 

 社会保障費から脱却しつつ、利用者の負担を最小限に抑えることができるなら、超高齢化社会と言われて久しい現代日本で、必要とされる医療福祉領域へ、必要な費用を投じることもできるのではないか。

 

 まあ、そう言うことを考え始めたら、勝手に体が動き回り、そのビジネスに何が必要か、身につけるべき知識は何かを探り探り、今は個人情報保護士やIT関連の資格取得を目指しております。

 小規模で展開するならば財務を把握しなければならないだろうから、簿記の資格も取ろうと思いましたが、余りごちゃごちゃ詰め込むと、なにも身につかずに終わるリスクがあるので、試験を受ける時期をどうするか悩みますね。

 

 Nothing failed, because nothing been started.

 「なにも失敗してはいない。何故なら、何も始まっていないから」by 亥水庵

 

 来週からコールセンターで働きます。以上。