浮世は憂き世かなんなのか

 

 私の手元には、今、恐らく10枚を超えるカードの類がある。クレジットカードの枚数ではなく、キャッシュカードやデビットカード、ポイントカード、それからメンバーズカードとか。

 その中で個人情報と日常生活の安全を守ってくれるであろう、暗証番号という伝家の宝刀は確かに、平穏と安心をもたらしてくれる。正しく使えば、という注釈付きで。

 

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 耄碌していたわけではない。独りの人間が抱えるにはあまりに多くの、伝家の宝刀を持っていたのが災いしただけ。千手観音菩薩でもないのに。

 

 暗証番号を連続して間違えるって、そりゃあもう、落とした抜き身の刀を慌てて拾おうとして、誤って斬ってしまうようなもんですよ。

 

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 これを機に、本格的に銀行口座を整理しようと思う。

 器ばかり並んでいても、そこに入れるものが見合っていない以上、それは身の丈にあっていないということ。

 思えば、移り気な自身の性格故に、あれもこれも試したいからと手を伸ばし過ぎたわけで、大いに反省するところです。

 

 浪費癖を正そうと一念発起して始めた、銀行口座の分別が本来の目的に沿っていないのだから、こりゃ正さなきゃならんですよ。

 そもそも、永年の浪費癖も今回の移り気パラダイスも、根底にあるのは性格で、本当に正すべきものが見えたという意味では、怪我の功名ですけどとてつもなく痛かった。

 

 さて、残すべき口座をはっきりさせて用途を明確に分けよう。

 肩書き、ミニマリストを目指して。そしていつか、そんな肩書きも捨てられるくらいになりたい。

 

 ご静聴、有難うございました。