陰陽論feat.自律神経系 其の二

 

 前回、何を書こうとしていたか忘れたところで終わり、それなら、そもそも書く必要がなかったのではないか、という当然の疑問を抱えながら、深い眠りに落ちたようだが、今回こそはと願ってやまない。

 

 自律神経系について述べますが、その分野の専門ではないため、間違いが御座いましたら、詳しくご教示頂きたく思います。

 

 「交感神経」は活動に必要な、全身機能を調節している。

 心拍数を上げる、血管を引き締める、消化管活動を抑える、遠方が見られるようにするなど。

 

 例えば、剣戟(けんげき)交わし合う戦闘の最中に、トイレに行きたくなったり、グーグー腹が鳴っていては、生命が危険にさらされる訳で、便器にも、食器にも無事にたどり着けない(食事中の方、申し訳ありません)。

 それでも、戦闘当日、お腹の調子がよくないことも、朝食を抜いてしまっていつもより早く、空腹を感じることだってある。人間だもの。

 その場合、トイレに行くのもハンバーガーをかじるのも、命懸けなのでご注意のほどを。

 

 「副交感神経」は逆に、休息に必要な全身機能を調節している。

 心拍数を下げる、血管を緩める、消化管活動を亢進させるなど。

 

 例えば、陽光降り注ぐ、南の島でゆったりくつろいでいるのに、心臓がドックドク鳴り止まず、全身くまなく血液が巡り、仮に何かの間違いで矢が飛んできても、即座に矢尻を掴み、投げ返せるとしたら、休息ではないでしょう。

 

 そんな臨戦態勢で、南の島に行く為に休暇を取るのでしょうか。休暇はもっと休み、寛ぐべきでしょう。

 

 活動的な交感神経系を「陽」 、物静かな副交感神経系を「陰」と仕分けてみると、実に面白いくらい、実はそれほど面白くないけれど、西洋医学と中医学で重なる面が多いことが分かります。

 

 その話はまた次回に。